恋の聖地: そこは、最後の恋に出会う場所。/窪美澄のたゆたうひかり 読了。
星3.5
、以下ネタバレ感想です。
父の病気という題材は卑怯ですね。泣いてしまった。
読み始めは正直文体が苦手だと思ってしまったが、読み進めていくうちに気にならなくなった。 描写や目線の移り方がなんだか嫌な感じというか乱雑、煩雑、情報整理がされてないというか目移りする嫌な感じがしてしまって読みづらかったんですよね。でも、それが主人公の心情表現のためにそう書いていたなら上手い作家さんなんだなと思う。編集長との関係を臭わすメール描写とかも上手かったしわざとだったらいいな。
いや、私が文体の好き嫌いが激しいから初めて読む作家さんに戸惑っただけの可能性も大いにあるんだけどね。
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